8月4日 星期六  

予定 五台山―太原ヘ  晋祠 双塔寺

折下 圭太

 日本への帰国の日まで、もう数えるほどしかなかった。帰国すれば、この日この瞬間の出来事一つ一つが大切な経験、想いでとして心に刻まれるのであろうなということを感じつつ、つかのまの異国での生活をかみしめていた。
 この日は、朝早くからバスで五台山から太原ヘ移動した。バスに揺られること数時間バスは太原に入り華苑賓館というホテルに到着した。今回の旅行、予定は常にハードスケジュールである。部屋に入る前にホテルの横のレストランでまず、昼食をとった。今まで食べてきた料理は油濃すぎる物が多かったが、そこの料理は比較的日本人の口に合うようなものが多かった。また、小姐の中に江角マキコに似た人がおり、その人の気を引くためなのかどうか、必要異常にお茶を飲み、おかわりを頼む隊長の姿が記憶に残っている。
  昼食後、ホテルの部屋で一休みした後、早速バスで太原の観光へと出かけた。

 まず初めに訪れたのは、双塔寺というお寺。この名前からも想像がつくが、寺の中には二つの塔がそびえたっている。塔の中には階段が備わっており最上階まで登ることができる。しかし階段が狭いうえに登るところと降りるところの階段が一緒であるものだから、大人数で一気に登ってしまうと結構大変なことになる。

 

 次に訪れたのは晋祠というお寺。そのお寺の駐車場に入るまでのところの道で、フリーマケットをやっていた。明らかに大型バスが通れそうもないようなところを強引に突っ込んでいったので、ああ中国だなと変なところで感じてしまった。 晋祠では半分自由行動だった。結構広い敷地に緑が豊富にあり、池もありでお寺のありがたみがあまりよくわからない私にとっては気持ちの良い公園のようなところであった。

 

 この日の太原での観光は無事予定どおりに終わり、ホテルに戻った後はいつもの様に自由行動になった。この日は豪華な物を食べに行く美食班と、バスガイドさんの案内で太原の食品街ヘくりだす班の二つに分かれた。私はいろいろ買い物もしたかったので、食品街班へ加わることにした。
 食品街はホテルから20分ぐらい歩いたところにあった。歩いている途中でサザンオールスターズの「真夏の果実」の中国語バージョンが流れていた。その歌を誰が歌っているのかを知りたかったのだけれども、結局わからずじまいだった。
 食品街はものすごい賑わいでたくさん人、たくさんの露店が出ていた。そんな雑踏の中をバスガイドさんが猛スピードで歩いていってしまうので、見失わない様についていくのに苦労した。実際何度か数人ずつはぐれる事態に陥ったが、そのたびに奇跡的に再会することできた(今考えるとすごいことだと思う)。ここでバスガイドさんが教えてくれたおいしい飲み物を紹介。酸乳(サンネイ)という、飲むヨーグルトみたいなもの。ひとつ一元で値段も手ごろだった。結局ここでしか飲めなかったのが心残り。CD屋もたくさんあり日本の曲なのに日本では売っていないようなものがいっぱいあり興味深かった。 夕食はバスガイドさんが案内してくれた野外のしゃぶしゃぶ屋で食べた。雰囲気もよくとてもおいしかった。ビールもおいしかった。ただ、断言はできないがおそらくここでの食事が原因で次の日大変なことになってしまった人もいた…
  食事後はタクシーでホテルで帰るものもいたが、私は数人と一緒にぶらぶら歩きながらホテルに戻った。

 以上でこの日の報告を終了します。

 

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